われわれ人間は、眼などの感覚器でとらえた信号から外部世界を知覚し、意思決定を行い、周りの人々とコミュニケーションしています。本研究室では、こうした人間の認知能力を支える情報処理の仕組みを、心理行動実験、脳活動計測、計算機シミュレーションなどによって研究しています。特に、AI(人工神経回路)と人間の情報処理特性を比較検討することに力を入れています。また、脳認知科学的な知見に基づいた情報コミュニケーション技術(ICT)の開発も手がけています。

What's New

・ メンバー情報を更新しました (2025/04/01)
・ 修士課程の平野、田中、大矢、今村さんが学位を取得しました (2025/03)
・ 自然画像中の1次および2次運動を検出可能なニューラルネットワークについてのSun Zitang研究員、西田教授らの論文がNature Machine Intelligenceにアクセプトされました(オンラインデモ
・ 周辺視野における色錯視を信号検出理論を用いて説明する大久保研究員、三好助教、西田教授らの論文をPsyArXivにて公開しました
・ 反応時間によるROC分析についての三好助教らの論文をPsyArXivにて公開しました
・ 時間相関に基づく空間分離についてのYen-Ju Chen, Sun Zitang, 西田教授らの論文をbioRXivにて公開しました
・ 2024年度立命館先進研究アカデミー(RARA)主催シンポジウム「動的な知覚・行動とウェルビーイングの未来図─『揺らぎ』の時代に認知科学が紐解く、心の姿」にて、西田教授が講演「質感の認知科学の最前線と応用」を行いました (2025/03/12)
・ 物体変形の知覚に物体のマテリアルがほとんど影響しないというM. van Zuijlen, Yung-Hao Yang, JJ van Assen (TU Delft), 西田教授らの論文がJournal of Visionにアクセプトされました
・ 触覚が視覚のような形態情報を認識できないという黒木忍(NTT), 浜崎拓海(電通大), 梶本裕之(電通大), 西田教授の論文がiScienceに掲載されました (2025/4/2)
・ 人が知覚する運動ベクトルのデータベースに関するYung-Hao Yang, Sun Zitang, 吹上大樹(NTT), , 西田教授の論文がCVPR2025にアクセプトされました
・ 触覚が特徴統合できないという黒木忍(NTT)、西田教授の論文がIEEE Transactions on Hapticsに掲載されました
・ 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会(SSI2024)にて西田教授が招待講演「学際的な質感研究のこれまで歩みと今後の展望」を行いました (2024/11/14)
・ 西田教授が紫綬褒章を受章しました (2024/11/3)
・ 博士課程のSun Zitangさんが学位を取得しました
・ 修士課程の平野仁さんが日本視覚学会2024年夏季大会でベストプレゼンテーション賞を受賞しました (2024/09/16)
・ 刺激の時間的変化に基づく空間的分離についてのYen-Ju Chen、Zitung Sun、西田教授の論文がJournal of Visionに掲載されました (2024/05/01)
・ 信号検出モデルによる新たなデータ分析法を提案する三好助教、西田教授の論文がPsychological Methodsに掲載されました (2024/04/05)
・ 自己認識モニタリングの柔軟な調整についての三好助教らの論文がConsciousness and Cognitionに掲載されました (2024/01/19)
・ 第二言語発話について脳波を用いて検討したアラルさん、水原准教授らの論文がNeuroscience Researchに掲載されました (2024/01/18)
・ メタ認知モニタリングについての三好助教らの解説論文がEncyclopedia of the Human Brainに掲載されました (2024/01/06)

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